教室: Bゼミ
担当: 西阪 仰
E-mail: augnish(α)chiba-u.jp
会話分析のこれまでの知見をふまえた,会話の構造を捉えるための基礎訓練をひととおり行ない,さらにそれを自身の研究につなげていこうという中級者のためのセッションてせあ.実際にデータを自分で集め,そこから論じるべき「現象」を探し出し、そのコレクションを作り,分析し,そして最終的に論文を仕上げていくことを目指す.
前期は、いわゆる「エスノメソドロジー」に方向づけられた相互行為分析の基本的な構えにもとづき、いわゆる会話分析のデータセッション(実際の会話データをみんなで詳細に分析するセッション)を行なう。それにより、分析の技術を磨くことを目指す。また、受講者は前期のうちにデータの収集を開始すること。
後期は,1) 西阪が用意したデータもしくは受講者が集めたデータでのデータセッション,2) ジェファソン,サックス,シェグロフ,ガーフィンケルの古典の講読,3) 西阪の指導学生の研究発表を順次行なう.
第1回 10/4
データセッション
第2回 10/18
講読: Garfinkel & Sacks, Formal structures論文 その1
- Sacks, H., & Garfinkel, H. (1970). On formal structures of practical action. Theoretical Sociology. New York: Appleton-Century-Crofts, 338-366.
第3回 11/1[この日のみ16時10分開始]
データセッション/発表
第4回 11/15
講読: Garfinkel & Sacks, Formal structures論文 その2
第5回 11/29
データセッション/発表
第6回 12/13
講読: Garfinkel & Sacks, Formal structures論文 その3
第7回 1/10
データセッション/発表
第8回 1/24
講読: Garfinkel & Sacks, Formal structures論文 その4