この財団は,エスノメソドロジー・会話分析の研究に携わる若い研究者もしくは研究者志望者を支援するために設立されました.わずかですが,助成金を支給することと,分析のための基礎的なトレーニングの機会を提供することを,主な柱として活動しています.
講演会の案内
予定
- 串田秀也さん講演会
2025年7月4日金曜日 17時より19時まで
- タイトル: 「問題なし」と「原因未解明」―残余症状のある正常な検査結果の伝達と患者の抵抗―
- 講演形式: オンライン
- 講演概要: 現代医療において、臨床検査は医師が診断を下すための重要な手段である。だが、医師はときに、検査をしたが患者の症状を説明できる異常は見出されず、かといって患者に分かりやすい良性の診断を下せるわけでもないという状況に直面する。本研究では、大学病院の総合診療科で医師がそうした状況において検査結果を伝える2つのやり方(「問題なし」報告と「原因未解明」報告)を比較し、それらが検査結果や診断に対する患者の抵抗を異なる形で方向づけることを示したい。
- 参加費: 無料(ただしご寄付を歓迎します)
- 登録方法: 後日お知らせします.
セミナー案内
以下は,この財団が主催するセミナーの案内です.(受講料の50パーセント以下を講師の謝金[準備費用の補填等]に用い,残りから掲載費用等を差し引いた額は,財団の基金に組み込みます.)
予定
(2025年も7月以降,会話分析のセミナーを予定しています.後日ご案内します.)
過去のセミナー